瑠千輝ちゃん:「そんなん全然ええよー。あたしかて忘れてたくらいやし。大体、おかしいなーって思うのが普通やん?気にせんといて」冬弥:「ありがとうございます」瑠千輝ちゃん:「そんな事より心羽ちゃんに聞いたで~、冬弥くんめっちゃ男らしいやん。こんな言い方したら失礼かもせえへんけど、ちょっと見直したで」冬弥:「男らしいだなんて、そんな立派な物じゃありませんよ」冬弥:「ただ後先考えず行動しただけっていうか…」瑠千輝ちゃん:「恋のチカラやね~。でもさ、そう思っててもちゃんと行動できる人ってそうおらんと思うでー。正直羨ましいくらいやもん」冬弥:「ありがとうございます」瑠千輝ちゃん:「でもさ、そういうのって何かきっかけがないと行動しにくい所ってない?冬弥くんの場合なんか、そういうのってあったん?」冬弥:「きっかけと言える程の事は…」冬弥:「なんて言えばいいんだろ…こう、自分の感情が上手くコントロール出来ない時ってありませんか?気持ちが強すぎて自分でもその事に戸惑ったり、持て余したり」瑠千輝ちゃん:「そういうもんなんかなぁ。あたし、結構その辺はストレートやと思うからなぁ。なんていうか、うじうじするんもされるんも好きじゃないっていうか」冬弥:「素晴らしいことじゃないですか。まぁ、女性と男性じゃ立場も違ってきますしね。その辺も関係あるんじゃないかな」瑠千輝ちゃん:「や、それで思ったんやけどさ、よく『押して駄目なら引いてみろ』っていうやん?あれって絶対男相手だけに通用するパターンやってあたし思うねん」冬弥:「っていうと?」瑠千輝ちゃん:「やっぱ女の子ってなんやかんやで向こうから来てくれるのを待ってるっていうか、思わせぶりな態度で焦らされるよりも、こうびしっと決めるとこ決めてほしいねんって。こう、そこで引くな!みたいな」 なんか今、またもや重要なヒントが出てる気がする。笑
淬華くん聞こえてるー?その距離なら聞こえてるよねー?笑
冬弥:「でも、言わせてもらうと女性の方も結構難しい部分がありますよ?こっちが正攻法で勝負してるつもりでも、案外気づいてもらえなかったりとかね。
瑠千輝さんももしかして、そうやって相手からのサインに案外気づいてないだけなのかもしれませんよ?」瑠千輝ちゃん:「え~そうかなぁ…そんなん言われたらなんかめっちゃ気になってきたんやけど」 冬弥:「あれ、もしかして何かありました?」瑠千輝ちゃん:「あるような、無いような…」 瑠千輝ちゃん:「でも、これって言ってええんかなぁ」冬弥:「無理強いはしませんよ」淬華くん:「……」心羽:「さーいがくん」淬華くん:「心羽さん」心羽:「どうしたの、るちちゃんが心配なの?」 淬華くん:「いや、そんなわけじゃ。あんたこそいいのか」心羽「いいって、何が?」淬華くん:「冬弥さんってあんたの恋人だろ。他の女とあんなに親しげに話してるんだぞ」心羽「あのね、さいがくん。こはね、るちちゃんとお友達になったんだよ」淬華くん:「……そうか」心羽「こはね、冬弥くんもるちちゃんも大好きだもん。大好きな人同士が仲良しになるのは嬉しいよ?せっかく仲良しになれそうな所なのに、こはねが邪魔したら駄目でしょ?」淬華くん:「随分と信頼してるんだな、アイツのこと」心羽「二人のこと、大好きなだけだよ?」冬弥:「ねえ瑠千輝さん、あれって」
瑠千輝ちゃん:「ん、どないしたん?」瑠千輝ちゃん:「あ、ほんまや。さーいがさーん!」心羽「るちちゃん、とーやくん」瑠千輝ちゃん:「淬華さんってば何こそこそ心羽ちゃんとしゃべってんの、やーらしー」淬華くん:「それはこっちの台詞だ、また冬弥さんにあることない事吹き込んでるんじゃねえだろうなぁ?」瑠千輝ちゃん:「なんでそんな言い方するかなー?」淬華くんの影から覗いてる心羽が
ちょうかわいいとか思ってどうもすみません。アホです。笑
しかしまぁ、
なんだこのグー○ンヌーボ回は。笑※見たことないのであくまでイメージです。
次回もまたまた淬華くんの受難?が続きます、と予告しながら本日はここまで。
お付き合いありがとうございました。